先日、赤磐市長がコストコ誘致を交渉していると明らかにしました。予定場所は、山陽ICが近い岩田地域で2026年開業を想定しているとか。大量購入するイメージだから平日忙しく共働きのような家庭や大人数の家族で重宝されるだろう。自分がよく行く稚媛の里・農産物直売所もほど近い。
岡山なら物流の中継地点の役割が担え、岡山より以西への倉庫として、また四国や山陰への出店への足がかりにもなるだろう。
物流を担うドライバーの労働時間の規制(2024年4月1日から「自動車運転の業務」の時間外労働が年960時間と上限規制された)で中継地点としても岡山の重要性はより高まっているはずだ。
岡山なら香川や一部山陰など隣県の客の取り込みも期待できるだろう。場所によっては廃線の是非がある姫新線の客が増えるかもしれない。
さて、コストコができるのが岡山の赤磐でいいかはここでは論じない。
ただ赤磐市が誘致したいのであれば、「進出するかはコストコが決めること」だと下駄を預けてはいけない。
コストコ側は、物流、商圏人口、雇用、補助金、地元自治体からのバックアップ、話題性、他店との兼ね合いなどを加味して決めるだろうから、赤磐市側はもてるリソース(場合によっては国、県や近隣の地方自治体も)を最大限使いコストコの赤磐誘致を自ら掴みとる(もしくは、掴みとる戦いをする)必要がある。
誘致のために、市長なり職員が脳ミソに汗したり涙した経験は、次のイケアの誘致に役にも立つだろう。