【時々放談】それを作れば、彼は岡山にやってくる!?

映画「フィールド・オブ・ドリームス」の有名なセリフ、「それを作れば、彼はやってくる」。

実世界ではなかなかうまくいかない。

昔、倉敷にチボリ公園を作ったが、彼(観光客)はあまり来なかったようだ。新商品を作っても、彼(消費者)が来ないパターンもあるだろう。YouTubeの動画を投稿したが思ったより彼(いいね)がこない経験がある人もあるかもしれない。

要は、頑張っても報われないことがある。ただ、これだけは言える。それを作らなければ、誰もやってこない。つまり、何かをしなければ、何も起きないのだ。

学生時代、「もう勉強はやめた。明日死ぬかもしれないのに嫌いな勉強をする意味が分からん」と同級生に言われたのでこう答えた。

「じゃあ、明日死なずに長生きしたらどうすんだ?」

その言葉が効いたのかはしらないが、彼は勉強して警察官になった。それ(勉強)をしたら、彼(警察官試験合格)はやってきたのだ。

実際にそれ(行動)をすることは大事だ。

ただ、やみくもにそれをやってもいけない。昔の上司で、後先考えずなんやかんや思いつきでやる人がいた。

詳しくは言えないので、抽象的な話になる。走りながら考えるだといいのだが、考えずに走ってさらに迷子になるような人だった。迷走とはよく言ったものだ。

やることに一貫性や目的があれば、やって得られた小さな成功の積み重ねが大きな成功に繋がっただろうが、小さな、そして、無駄な(次に繋がらない)成功を垂流してとあるサービスは終わってしまった。評判がよかっただけに残念だ。

赤磐市がコストコを誘致している。赤磐市に、それ(コストコ)を作れば、彼(人)はやってくるかもしれない。だが、赤磐市は「それ」をしなければ、彼(コストコ)はやってこないかもしれない。

「それ」は、大変なことだと思うが、赤磐市は頑張って欲しい。「それ」っなんだ?

私は、それ(このブログ)を作ったのだが、誰も見に来ない。

最近の人は、ホラー映画「フィールド・オブ・ドリームス」ではなく、『IT/イット』の影響が強いようだ。

『IT/イット』のサブタイトルは、こうだ。「“それ”が見えたら、終わり。」

いや、終わらないよ。

少なくとも、『IT/イット』の彼(ピエロ)がくるまでは。