蒜山の名前の由来は?「蒜」って何?「山」を「せん(ぜん)」と読むのはなぜ?

西日本の軽井沢と呼ばれる蒜山(高原)。さて、蒜山という名前の由来は何なのか?山を「やま」や「さん」と呼ばないのはなぜなのか?

蒜山の「蒜」って何?

古来に、根茎を食用とするユリ科の植物を総称して「蒜」と呼んでいて、「にんにく」の意味もある。

蒜山は火山であり、昔臭気が強かったため蒜(にんにく)山と名付けられたか?

それとも形がにんにくっぽいから?

実は、いろいろな説があり、「山蛭(ヤマビル)がたくさんいた」とか「野蒜(ノビル)がたくさん採れた」とかがある。他にアイヌ語のヒルから来ているとか。神様の名前由来などの説があり、要は分かっていない。「蒜山」という地名が他にはないそうで好奇心がそそられる。

意外と辞書にダーツを投げたら「蒜」の字に刺さって「蒜山」になってしまったのかもしれない。今で言うchatGPTみたいな役割の役人がchatGPT同様に間違えて「蒜」と答えたか。

意外と名前なんか適当だったりする。

ちなみに、うちの飼い犬の名前は、ベロをペロッとしたから「ペロ」になったし、毛が白いという理由から「シロ」と名付けられた。

山は、「やま」「さん」でなく「せん(ぜん)」と読むのか?

こちらは、割と論理的な説明がある。

読みには、ご存知のように訓読み、音読みがある。音読みには、中国から入ってきた年代などによって呉音と漢音などに分かれる。奈良時代末に政府が漢音読みを推奨したため呉音が廃れた。(ただ、仏教の言葉では残っており、他と読み方が違うのはそのせい。(作務衣(さむえ)、老若男女、建立(こんりゅう)などなにか柔らかく美しい響きがある)

そのため、「山」の読みも政府の推奨に従い漢音の「さん」がメジャーなり、「せん」と呼ばなくなったが、何らかの理由でこの政府の決定が伝わらず、「せん」が生き残った説がある。

「せん」と読む地域が中国地方と兵庫県の一部だけのようなので、同じ担当者が政府のお達しを届けるのをサボったのかもしれない。

ただ、蒜山(ヒルゼン)で良かった。響きが、何やらオシャレだ。「ヒルヤマ」や「ヒルサン」とかになっていれば、岡山県内の観光地で2番目の集客力を誇る今の繁栄はなかったと思う。あと、「蒜山(ヒルサン)焼きそば」なんてあまり食べたくない。昔サボった人、ありがとう!

他は、有名な大山(だいせん)にあやかったという説もある。

こうやってみるとなぜ「蒜山(ひるぜん)」なのかよく分かっておらず、ここでしか使われていない地名らしい。地名も唯一無二の存在の「蒜山」。名前の由来を探しに蒜山に行ってみたらいかがだろう。

参考

http://www.ono-shakyo.or.jp/p/maniwa/hiruzen/5/4/4/

https://www.nhk.or.jp/tottori/lreport/article/002/24/