最近、会社を興そうかと思っているので、会社名を考えている。これは、有名になる前にサインを考えているようなものだが割と楽しい妄想だ。
会社名や組織名などを考える場合、いくつかの考え方がある。
イニシャリズム
正式な会社名の単語の頭文字をアルファベットで読んで会社名にするやり方。そもそもの正式な会社名が必要だが紹介する。
例えば、コンピューターの巨人のInternational Business Machines CorporationのIBM(アイ・ビー・エム)。日本では、ファスナーで有名なYKK(ワイ・ケー・ケー、吉田工業株式会社(Yoshida Kogyo Kabushikigaisha))や岡山だとRSK山陽放送のRSK(アール・エス・ケー、Radio Sanyo K.K.)などが該当する。
DAIGO氏が使うDD(ディー・ディー、努力大事)などのDAI語に近いやり方だ。
アクロニム
こちらは、会社名の単語の頭文字をひとつの単語のように読んで会社名にする。例えば、Fabbrica Italiana Automobili Torino(トリノのイタリア自動車製造所)のFIAT(フィアット)、アメリカ航空宇宙局(National Aeronautics and Space Administration)のNASA(ナサ)など。
アルファベット読みするイニシャリズムより柔らかいので親近感が湧く効果もある。
アクロニムの場合、頭文字がひとつの単語のように読めるようにならないといけないので難しい場合があるだろう。単語読みができるならアクロニム、無理ならイニシャリズムになるとも考えられる。
また、イニシャリズムもそうだが頭文字を並べたらFUCKのような通常使ってはいけない単語にならないようにする必要がある。間違うと営業やブランディングが大変そうだ。
そうならないためにバクロニムという概念がある。
バクロニム
イニシャリズムやアクロニムが構成語から読みを決めるのと違って、バクロニムは先に読みたい単語を決めてから構成語を考える。あいうえお作文に近い。
例えば、GUNDAM(ガンダム)。後付けで「General Unilateral Neuro-Link Dispersive Autonomic Maneuver Synthesis System」と構成語(意味)をつけるようなやり方だ。アニメのシリーズによって構成語が変わったりする。
ちなみに、岡山県津山市にある「道の駅・久米の里」にZガンダムがある。津山市在住の方が仕事の合間に製作したもので、春の「仙人まつり」では実際にコックピット乗り込める。
他に井原市、勝央町にガンダムのマンホールがある。
ガンダム好きにはたまらない岡山だ。
名探偵コナン式
既存の単語を組み合わせるやり方。名探偵コナン式という名前は分かりやすいようにこちらでつけた。
名探偵コナンの主人公が、近くにあった推理小説の著者「江戸川乱歩」「コナン・ドイル」から「江戸川コナン」と名乗ったように既存のものから組み合わせるのだ。
「●●」「金属」「工業」「株式会社」のような組み合わせの会社名もこの一種になる。
元号もこれに近い。漢文や古文からの漢字を組み合わせる。(漢字は1字1字に意味があるので単語とみなせるだろうし。)
さて、自分の会社名だがどうしよう。END(え~ん 何も思いつかない どうしよう! )ということでこの投稿はとりあえずEND(エンド)にしよう。