最近、下の子が日本昔話のDVDを観ている。
昔話にもパターンが何種類かあるようで「鶴の恩返し」や「狐の恩返し」など「恩返し」のパターンも数多い。恩返しするときは、なぜだかだいたい美しい女性の姿になるようだ。
農作業をやっていると虫を助けるケースが多い。今日もレタスを洗っていて、アオムシやらテントウムシを助けた。
さて、アオムシやらテントウムシやらが恩返ししてこないか恐怖でしかない。優美な鶴や化けるのが得意そうな狐ならきっと美人だろうが、アオムシやらテントウムシだとどんな姿で近づいてくるのか…
近づいてきたその女性に「チェンジで」なんて言えないし、言えたとしても実際にアオムシやテントウムシが化けていなかったら失礼この上ない。
アオムシやテントウムシの恩返しの内容も気にかかる。鶴や狐の恩返しのような幸せになる感じがしないのはなぜだろう。
同じ虫でもクモの恩返し有望だ。「蜘蛛の糸」のように地獄から助けようとしてくれるかもしれないし、スパイダーマンにしてくれるかもしれない。山形だったかのスタートアップが目指したようなクモ糸で服を織ってくれるかもしれない。これは富山の会社に高く売れるだろう。
トントントン
おっと誰かきたようだ。アオムシ?テントウムシ?クモ?クモがいいな。
「誰ですか?」
「はらぺこ…クマです。」
皆さん、クマには気をつけて。
