【岡山・後楽園】幻想庭園に行ってきた! ~天空の城ラピュタとの違い

岡山市北区にある後楽園。岡山の観光名所を3つあげるとするなら、「倉敷・美観地区」「後楽園」、あとひとつは「蒜山」、「瀬戸内海」…?どちらにしても、後楽園は3本の指に入る名所中の名所。行きたいかどうかは別として。

その後楽園で開催されるのが、「幻想庭園」。天下の名園をライトアップして儲け…楽しんでもらおうというイベントのようだ。

春、夏、秋に開催されているようだ。特に満月が出るような日には行きたい。

先日、幻想庭園に行ってきたので、感想を書いてみる。夏休みの絵日記を書き忘れた子どもたちはコピペするといい。

幻想庭園では予定調和が気になる。いわゆる「驚き」「笑い」とかの予想外のものがなく、見ていて感情の起伏がなく一定になってしまった。起伏がないためどこにも「つまらなく」なる。この辺が気にならない人には全く問題ない。これは、自分の性癖みたいなものだ。

金曜ロードショーのジブリ制作「天空の城ラピュタ」を観て思ったのは、(特に海賊がでてから)シリアスなシーンとコメディ要素を上手く混ぜている。いわゆる、「緊張と緩和」を繰り返す構成なので飽きさせない。

例えば、シータとパズーが海賊船に乗った時「シータがこきつかわれる!」と心配させ視聴者に「緊張」を強いるが、海賊の兄弟たちが続々とシータを助けに来てニヤッと(緩和)させる。

幻想庭園ではそういう「緊張と緩和」がない。良い悪いの問題ではない好き嫌いの問題だ。

ちょっと歩きながら思った。ホラー風にするとか、USJの「ストリート・ゾンビ」ならぬ「落武者・ガーデン」にするとどうだろう?と。(この場合は、庭園内全体が驚きと興奮で「緊張」となり、庭園外にでると「緩和」になる)

しかし、庭園内は意外と足場が悪い。池や川、岩もある。逃げる時や、落武者に気をとられればケガ人が続出するだろう。また、芝生は荒れるし、灯籠のような構造物も破壊され、「幻滅庭園」になるのは、目に見えている。

やはり、いまの「幻想庭園」を楽しもう。次は、秋(11月頃)に開催だ。