チャンスの神様には前髪しかない。
そんなことわざが西洋にある。
チャンスは訪れたその時に掴まなければ、後から気づいて追いかけても捕まえることはできないという意味である。
神様なのに前髪しかないなんてなんてファンキーなんだ!というツッコミはさておき、チャンスと思って先日株を買った。
そう、「前髪」をつかんだのだ。
いやチャンスの神様の前髪だと思ってつかんだものは、俗にいう「落ちるナイフ」なのかもしれない。神様の前髪でなくただのおじさんのズラかもしれない。
落ちるナイフやおじさんのズラであれば大問題だ。
おいしい話には、尾ひれはひれはついていてもきっと「前髪」はついていない。
闇バイトしかり、おいしい投資話しかり。
今の時代、チャンスの神様の前髪を掴もうとするよりも、待って去りゆく女神のお尻でも眺めた方が手堅いのかもしれない。ことわざで、「待てば海路の日和あり」というではないか。
結局、チャンスは待ったほうがいいのか逃さないように行動した方がいいのか。どっちなんだい!?