浮田幸吉 | 岡山偉人・変人・奇人列伝 #002 

宇喜多直家
宇喜多直家

秀家!このアイキャッチ画像。これが最近巷で有名なトレパクか?

違います!スケッチです!

宇喜多秀家
宇喜多秀家
宇喜多直家
宇喜多直家

どっちにしても下手じゃな。



浮田幸吉の概要

1757年、備前国児島郡八浜(現在の岡山県玉野市)浮田清兵衛の次男として生まれ、7歳で父を亡くし岡山の紙屋に奉公に出て表具を習う。とあります。

浮田幸吉の何がすごいの?

1785年(28歳の時)、日本で初めて空を飛びました。また、旭川にある碑には「世界で始めて空を飛んだ」と書かれています。始めて?

江戸時代で空を飛ぶというのは、現代に置き換えると宇宙へ行くより難しいかも。。

とりあえず、早い時代に空を飛んだ。もしくは、飛ぼうとした人です。ただ高いところから落ちただけじゃないかという説もありますが・・。

空を飛ぼうとしていただけに本当に「ぶっ飛んだ人」。飛んで落ちたところで宴会をしていた人達がびっくりして逃げたので、残された料理と酒を飲み食いしてまた飛ぼうとしたらしい。落ちてもただじゃ起きない性格。

結局、岡山藩につかまり、岡山を追放(岡山所払い)されてしまいます。

その後、静岡で、「備前屋幸吉」の名で郷里児島の木綿を扱う店を開きます。

経営者であり、冒険にチャレンジする姿は、ヴァージン・グループの創設者で会長にして気球で太平洋を横断したり宇宙旅行に挑戦したリチャード・ブランソンを彷彿とさせます。

そんな愛されキャラのおかげか、1997年に旧岡山藩主池田家当主より、幸吉の岡山所払い(岡山追放)が許されました。これは、「地動説」を唱えるガリレオが死後350年後に謝罪されたことを思い出します。

岡山出身のガリレオ的リチャード・ブランソン。すごくないですか?

その後、どうなった?

静岡で空をもう一度飛び、騒乱の廉で死罪になったとも、妻子を得て91歳まで平穏に暮らしたとも。この、結局どうなったのか分からない感じが、またそそられますね。

貴方の小説の題材にいかがでしょうか。



どうでもいい解説

「小説にいかがでしょう」と書きましたが、実はそうそうたる人に題材として書かれています。新田次郎さん、筒井康隆さん、漫画家の水木しげるさん、池波正太郎さんとさいとう・たかをさん。浮田幸吉恐るべし!

出典

https://www.google.com/search?q=%E8%A1%A8%E5%85%B7%E5%B8%AB%E5%B9%B8%E5%90%89%E3%81%AE%E7%A2%91&oq=%E8%A1%A8%E5%85%B7%E5%B8%AB%E5%B9%B8%E5%90%89%E3%81%AE%E7%A2%91&aqs=chrome..69i57j0i546l2.906j0j7&sourceid=chrome&ie=UTF-8#lrd=0x35540632f72d3f0f:0x95fa915659ec65b1,1,,,
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%AE%E7%94%B0%E5%B9%B8%E5%90%89