宇野バスは”独自路線”で時間通り?

岡山歌留多・う

岡山歌留多の「う」は宇野バスである。岡山で走っている泥のような…茶色の路線バスである。

見るたびに、中鉄バスのピンク色とともになんであの色にしたんだろうといつも思ってしまう。小さい男の子が「キュン」となる色の方がいいのではないかと思うのだが、色を変える気はないらしい。まあ、ほかのバス会社のバスに乗り間違えることはないか。


子供の頃は、祖母が「宇野バスは時間通りに来る」といっていたこともあり、真面目なバス会社のイメージがある。


大人になって車を運転していると、右折時などは譲ってくれるし、道を譲るとサンキューハザードをつけるなど紳士的な運転をして好感度は高い。傍若無人に割り込んでくる某タクシー会社とは大違いだ。


バスに乗れば、座席に座るまで発車しないなどこちらも紳士的。静岡のとあるバスに乗った時、座ってないのに発車させたり、「早く座れ!」的に切れながらアナウンスされたのとは対照的。その運転手も会社でそういう扱いをされているのだろう。人は誰かの鏡だ。


Wikiによれば、宇野バスは、「日本最低運賃」を目指しているらしく、対キロ区間制運賃を採用している30両以上保有の民間バス事業者の中で最安らしい。確かに、宇野バスが運行する岡山駅の東側の方が宇野バスが運行していない西側より断然料金が安い。岡山に引っ越してくる人は岡山駅の東側(の宇野バスの路線近く)に住むことをおススメする。


ユニークなところがあり、ほかのバス会社がほとんど乗り入れている天満屋バスステーションに乗り入れていなかったり、2016年にはスマホなどからバスの位置を知らせる「バスまだ?」サービスを開始している。利用者のニーズに合わせ「地図タイプ」「一覧タイプ」「マニアタイプ」「時刻表タイプ」がある。

「マニアタイプ」は、回送中のバスも含めどの車両がどこを走行しているかがわかるような仕様だったらしい。なんだマニアタイプって。

今は、「じぶんバス停」になっている。2017年には安全性向上のためMobileye570を試験導入、2018年にはバス自動運転サービスの実証試験を開始している。

数年後には、スマホで予約したところに自動運転の宇野バスが迎えに来て目的地まで送ってくれるかもしれない。


これからも、値段の安さ、ジェントルな走りとユニークさで岡山のバス業界の「独自路線」を突っ走ってほしいと思います。最後は、うまく言えた?

参考

https://withnews.jp/article/f0160317001qq000000000000000W02j10701qq000013123A